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大学院生の活動

修了生インタビュー

一流を究めたいと思うほど、大学院は応えてくれる

 私は大学、大学院を通じてアイルランドのハープ音楽について研究を進め、それは本学講師となった今でも続いています。もともとは中学生の頃、地元京都で偶然ハープ奏者の方を見かけ、その門をたたき、教えを受けるようになったことが始まりでした。

 アイリッシュハープは実に不思議な楽器です。アイルランドでは1000年以上も前から演奏され、国の紋章やビールのラベルにまでなっている馴染み深い楽器です。しかしそれにもかかわらず、この楽器は一度伝統が途絶え、どのような演奏家が、何をどのように演奏していたか、はっきりとはわかっていないのです。

 このような、一度失われた文化を探り、わずかに残された資料から復興させ、広めていくという作業には非常な困難が伴いますが、明治学院大学の先生方には多大な理解を示していただき、さまざまな協力を得ることができました。特に指導教授である樋口先生はバッハ研究家として高名なだけではなく、指揮者としても精力的にご活躍されています。演奏と研究を両立されるその姿に大きな影響を受け、私自身の進むべき道に自信を持つことができました。また、アイルランドでアイリッシュハープの復興運動を行っている協会の会長と引き合わせていただいたことも、研究の大きな下地をつくるきっかけとなりました。「知りたいと思えば思うほど、先生方はチャンスとフィールドを与えてくれる」。それが、本学大学院で研究を進める大きな魅力なのだと思います。

 芸術学専攻の大学院では、院生一人ひとりが魅力あふれるテーマを持って研究に臨んでいます。現代音楽やバロック音楽、戦中戦後の日本の音楽、さまざまな分野で一流を究めようとする仲間たちとともに学び、議論し合った毎日。このことは、私にとって大きな刺激となり、ともすれば専門に偏りがちな視野を広げてくれるよい機会だったと考えています。これから大学院をめざす人も、ぜひ一流を究めるために学んでほしい。そういう真摯な思いを持った、学生を全員で支えたい、全力で学ばせたいという思いが、この大学院にはあふれています。

寺本 圭佑 芸術学専攻
博士後期課程2010年3月修了
博士(芸術学)

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