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芸科生の活動

01. 『太古のリズム』
14年度生 総合芸術学系列 市川寧彦

(1) 表現したかったこと

  打楽器とは、人類にとって最古の楽器である。では、打楽器を昔の人々はどのように使っていたのか。思いやメッセージを打楽器のリズムに一体どのように乗せていたのか。以上のようなことに思いを馳せ、カホンという打楽器を演奏し、古代の生活の雰囲気を表現しようとした。

(2) それをどのように音響に置き換えようとしたか

 自然を彷彿とさせる効果音やBGMなどを楽器の演奏に重ね、古代をイメージ付けようとしたが打楽器のみの演奏とどうしても相性が合わず断念した。中間発表後にアドバイスを頂き、自らの声や息遣いを演奏に盛り込むことで熱い演奏を表現し、古代の生活の理性や無駄な思想などが存在しない様子を表現した。

(3) 完成音響を聞いての自己評価

 録音機材の不足、編集機材のマシンパワーの不足など自分の理想には及ばない結果となった。具体的には録音時の音割れ、同時録音ができなかったこと、ノイズゲートなどの録音素材に対する手直し(ノイズゲートなど)ができなかったことが挙げられる。特に打楽器の音声素材には気を使っていただけあって残念である。別で録音し重ねるという方法もあったが時間がそれを許さなかったということも事実の一つである。だが、これらの荒削りな作風も見方を変えれば古代の生活の雰囲気を表す要素の一つになったのかもしれない。
 総じて、満足のいく出来ではなかったが、これもまた今の自分にできる全力であったのかと思われる。打楽器の演奏には努力を惜しまず表現をすることができた。機会があればまた改良を重ねていきたい作品である。

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