• HOME
  • 芸科生の活動
  • 大学院生の活動
  • 卒業論文
  • イベント/お知らせ
  • 学科紹介
  • 大学院研究科
  • 教員紹介

芸科生の活動

02. 『あらう・あらわれる』
14年度生 音楽学系列 遠藤由惟

(1) 表現したかったこと

 表現しようとしたものは洗濯である。それを起点とし、洗濯物のように水のリズムに揺られて現実がかき混ぜられていき、そこから立ち現れる時間や場所が曖昧な世界、そしてお伽話のような水の中のイメージへと発展させた。

(2) それをどのように音響に置き換えようとしたか

 洗濯機の電子音や洗濯中に発せられる水音、内部奏法を主としたピアノ演奏、自身の笑い声、ドアの鍵の音等を使用し、表現を試みた。中間発表を経て、やや説明的であった音響や不要な展開を省き、表現したいイメージに対し、より水の部分へ焦点を絞ることを意識した。

(3) 完成音響を聞いての自己評価

 完成した音響には静と動、双方のイメージが混在している。用意した素材のイメージから静の面に重点を置き、全体を通して耳馴染みを良く仕上げることも可能であったはずだが、必ずしもそうしなかった点に作者の感性、性格がよく反映されているように思う。また、そのように仕上げられたことで、音響に構成とメリハリが生まれ、聴きやすさが付加されている。イメージに関しても概ね表現されていると考える。

page top pagetop