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芸科生の活動

04. 『静と動』
14年度生 音楽学系列 岡野正幸

(1) 表現したかったこと

 「静と動」という表現方法は絵や音楽といった芸術作品に時々見受けられる。また人間でも、普段は穏やかでも、いきなり豹変して言動が激しくなることがある。その中には人間の凶暴性や残虐性、また思わず笑ってしまうような愚かさなんかも垣間見えたりすることもある。私は今回、そのようなギャップを、自分の中の「静と動」を音響で表してみようと思いこのテーマになった。まず、「静と動」を大胆に表現するために、自由度の高い「夢を見ている」という設定にした。更に「静と動」の対比をはっきりさせるために、二度寝して二回夢を見るという形式に、音響構成は「静」の部分はシンプルに、「動」の部分は混沌的にした。

(2) それをどのように音響に置き換えようとしたか

 中間発表で、何を表現したいのかが伝わってこないと指摘されたので、まず改めてテーマから見直した。また、表現にもっと工夫が欲しいという指摘もあったので動物の鳴き声や日常の生活音、ビデオゲームの効果音、楽器の音など様々な音を加えたり重ねたりした。
 内容としては、「静」の部分は幼い頃を懐かしむ夢、「動」の部分はゴキブリを見つけてしまい、それに対して驚き、大げさなまでに殺そうとして、結局どんなの夢なのか自分でもわからなくなってしまう程ぐちゃぐちゃな夢を見て、最後は興奮と驚きから目が覚めるという展開になっている。「動」になる引き金的きっかけをゴキブリにしたのは、ゴキブリを見ると驚いたり退治しようとしたりすることは多くの人が経験したことあると思い、共感しやすいと思ったのでそうした。更に夢の中なので、そのような日常的演出の導入の方が聴いている人も入り込みやすいと思った。

(3) 完成音響を聞いての自己評価

 ひとつの作品として何とかまとめることができたと思う。音が割れている等、粗が多いのが気になるところだが、どうにか及第点までこぎつけているように感じる。また、説明なしで音響だけを聞くと何を表現しているか分かりづらい箇所がまだあるように感じた。ナレーションを入れてみてはどうかというアドバイスを受け、少し入れてみたら良い効果を発揮してくれた。

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