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芸科生の活動

芸科生の留学記──ドイツ編2008

第2回 「到着まで」 芸術学科芸術メディア系列3年 YOさん

 こんにちは。8月1日にハンブルクに到着しました。予定通りに到着することができたのですが、到着するまではどきどきの連続でした。今回は日本出発からハンブルクに到着するまでをお話します。

 私は短期留学に参加する6人と同じ飛行機で成田を飛び立ち、フランクフルト経由でハンブルクへ向かいました。利用したのはルフトハンザ航空です。すでにニュースになっているので知っている方も多いと思いますが、ちょうどルフトハンザ航空のストライキに当たってしまいました。私はチェックインする際にそのことを聞かされ、フランクフルトからハンブルク行きの便が欠航になる可能性があることを知りました。欠航になった場合お金の払い戻しや他の便への振替がされないことも考えられ、無事にハンブルクまで到着できるかとても不安でした。

 ルフトハンザは7月28日からストライキに突入しました。客室業務員および地上勤務員が賃金の値上げを要求し、13年ぶりとなる無期限の大掛かりなストに踏み切ったのです。ハンブルクの学生にストの背景について聞いてみたところ、生活費の値上げが関係しているのではないかということでした。ハンブルクを含めドイツ全体で少しずつですが物価が上昇しています。学生に近いところでは定期券や寮の家賃です。定期券は毎年高くなっており、学生の負担が多くなっています。また私の寮の家賃も一年の間に引き上げられる可能性が高いと説明を受けました。そうした物価の上昇も少なからず影響しているようです。

 ドイツではストに突入する前からこの問題が報道されていて、ストが行われることがわかると、利用者に対し欠航や混乱が生じる恐れがあることを呼びかけていました。日本でもインターネットでストライキの情報が配信されていましたが、成田に行くまで私の耳に情報は入りませんでした。私の隣に座った人も機内のアナウンスで初めてストが行われていることを知り大変驚いていました。国内のニュースと国外のニュースでは関心度が違うため積極的に情報を集めなければならないのだなと感じました。

 幸い私の乗った飛行機は欠航されませんでしたが、ケータリング会社もストを行っていたので機内食が制限されるという影響を受けました。ですが私の乗った便は2回の食事とその間に軽食があり、どこに制限が加えられたのかわからない程度の影響でした。フランクフルトからハンブルクまでの機内では、飲み物のサービスが一切ありませんでした。サービスなしのアナウンスが流れたとき若干落胆の声が聞こえましたが、たった1時間のフライトだったのでたいした混乱もなくハンブルクに到着することができました。ハンブルクの学生によると、このストライキは自分の利用する便が欠航になってしまった人には多大な影響を及ぼしましたが、そのほかの人にとってはそんなに大きな影響ではなかったそうです。

 やっとドイツに来たというのにストライキで頭がいっぱいだったので、フランクフルト空港に着いてもなかなかドイツに来たという実感が湧きませんでした。とりあえず乗継まで時間があったので、みんなで空港内のお店を見て周り、ユーロを使って買い物しました。そこでジュースを買った友達が、ペットボトル代とは別に25セント加算されていることに気づきました。最初はレジの打ち間違いではないかと思いましたが、あるドイツ人がデポジットの料金であることを私たちに教えてくれました。

 ドイツにはPfand というデポジット制度が導入されていて、飲み終わった容器を返すと容器代が返ってきます。そのため購入時に商品の値段とは別にデポジットが加算された金額を払わなければならないのです。もちろんデポジットなしのペットボトルもあり、また容器によってデポジット料金も変わります。ドイツでは当たり前のことですが、外国に来たことを実感しとても新鮮に感じました。

 出発前はどうなることかと思いましたが、無事にハンブルクに到着でき本当にほっとしています。無事に着いた報告も含めて、今回は到着までの出来事をお伝えしました。

2008年8月15日

機内から

ハンブルク空港

volvicのペットボトル 25セントのPfand

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