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芸科生の活動

芸科生の留学記──ドイツ編2009

第1回 ドイツ留学 第二弾! 芸術学科芸術メディア系列3年 MYさん

 こんにちは。MYと申します。昨年度のYOさんにつづき今年の8月からハンブルク大学に一年間留学することになりました。明治学院大学文学部芸術学科で芸術およびメディアを勉強しています。私も今回から半年間にわたって、ドイツで感じたことをみなさんにお伝えする機会をいただきました。日々の生活のなかで気づいたことを、日本との比較の上でみなさんにお伝えしてゆきます。

 しかし、その後大学に入った私は、この4年間という長いようで短い時間のあいだに何か一つのことを成し遂げたい、という気持ちを持つようになりました。おそらく社会に出る前の、最初で最後に与えられた「自由」時間。この時間を自分の成長のために、また今後の自分のために使わない手はありません。そこで、諦めかけた「留学」を実現しようという考えが再びふくらんできたのです。

 幸運なことに、明治学院大学は、他大学よりも留学ができるチャンスに恵まれていて、現在14カ国25大学と提携を結んでいます。留学の種類は2種類あり、2〜4週間の短期と1〜2学期の長期があります。より詳しい説明は、昨年のYOさんの第一回留学記(2008/09/18掲載)をご覧ください。

 何かを変えなければと思った私は、去年の夏に4週間、ドイツのハンブルク大学へ短期留学をしました。これはいわゆる「サマースクール」と呼ばれるもので、世界中から学生が一堂に集まり、ドイツ語を学ぶプログラムです。一般に、日本人が母語(日本語)以外の言語でもっとも触れることの多いのは英語です。おそらく普通なら英語圏の大学を選ぶことが多いでしょう。しかし、私はドイツを選びました。なぜか。それは、それまでの私にとって英語以外で触れることが多かった言語がドイツ語だったからです。2002年に日韓共催のサッカー・ワールドカップが行われました。歴史上、日本と韓国のあいだにはまだ「溝」があります。しかしその国同士が「共催」で何かをつくりあげ、またスポーツを通じて国同士が交流をする様子に心を打たれた私は、次の開催国ドイツに行き、その様子を目の当たりにしたいと考えるようになりました。そして、それをきっかけに独学でドイツ語の勉強を始めたのです。実際には、ドイツのワールドカップへ行くことはできなかったのですが、大学でもドイツ語を第二外国語として選択し、さらに勉強してきました。

 昨夏の短期留学は、長期留学の下見も兼ねていました。4週間、母国とは違う土地で生活をし、もしここでの生活が肌に合うなら、いよいよ中学生の時からの目標を遂行しようと考えました。しかし、短期留学中も、そして留学を終え帰国した数週間も「長期留学をしよう」というふうには、なかなか心が決まりませんでした。外国にいくなら旅行程度で十分だと思ったからです。何か明確な目標がなければ、留学はできないと感じました。しかし、帰国してしばらくたってから、あることに気がつきました。私は実家住まいなのですが、何も言わずともいつも母がご飯を用意してくれるのです。私はそれまでそのことが当り前だと思っていました。いや、当り前ということすら感じていなかったかもしれません。4週間、親と離れて生活をした私は、そのことに違和感を覚え、自立しなくてはと思うようになりました。自立するためには、親と離れた距離に住むことが一番です。私は留学を決意しました。

 それからさまざまな手続きをし、晴れて留学生となった私は、7月31日に無事にハンブルクに到着しました。こちらでの生活は2週間が経過しました。時には友人の力も借りながらも、日々のすべてのことを自分自身でしています。今のところ何ら不自由は感じていません。しかし自立にはさまざまな壁があるにちがいありません。これからその壁にぶちあたり、それを乗り越えてゆくことで、1年間の留学という時間をより実りあるものにしたいと思っています。

以上、今回は私が留学を決意するまでの経緯についてお話しました。次回からは、私が実際にドイツで感じたり気づいたりしたことについてお話しします。これから半年間どうぞよろしくお願いします。

2009年8月15日

これから半年間よろしくお願いします

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